会頭挨拶

当会ホームページをご覧いただき、誠に有難う御座います。

2019年7月1日、当会の事務局長を務められるJETROダッカ事務所の新居所長とその後任となる安藤所長代理、副会頭のMUFG小島所長とともに、三年前のダッカ飲食店襲撃テロ事件の現場にて、当会を代表し献花をしてまいりましたので、ご報告させていただきます。バングラデシュの発展にご尽力されテロの犠牲になった邦人の方々に心から哀悼の意を捧げるとともに、これら邦人の方々の志を胸に、当地での活動を進めていく所存です。

バングラデシュ経済は、人口1億7千万人と豊富な労働力を背景に、繊維業を中心とする輸出増加と海外出稼ぎ労働者送金等が牽引し、過去に比べ安定した政権運営も寄与し、経済成長率は近年8%近くとなり、一人あたりGDPも一声1,800ドルに達する勢いです。2018年3月には国連の定める基準をクリアして、低所得国からの卒業を宣言するに至りました。

これまでの無難な国家財政運営を活かした資金調達余力によるインフラ整備の進展、インドと東南アジアを繋ぐ地政学的優位性の実現、海外投資増加、投資阻害要因の削減等々が進展すれば、内需・貿易ともにさらなる飛躍の可能性があり、潜在力の高い国として嘱望されます。

加えて、日本との浅からぬ因縁と、先人の方々が脈々と築いてきた信頼が当地には根付いており、各公官庁を訪問しますと、日本政府の方々はもとより、日系企業・団体の皆様への期待は大変高いと常々感じられる親日国であることを痛感します。

さて、当会は、バングラデシュの独立間もない1972年に発足し、多岐にわたる業種・事業を運営されている会社・団体の皆様にご入会賜り、会員数は100社・団体(2019年6月末)に上っています。

当地メディア業界も発展途上にあり、日本語で発信される当地のビジネスや経営に関わる情報量も僅少であることから、隔月一回の例会や、以下の活動を通じ、また在バングラデシュ日本大使館の協力も得て、政治、経済、法律、各種規則、労務、治安、等々、幅広い分野の情報共有できるよう、引続き力を入れて活動してまいりたいと思います。

1. 分野ごとの部会を運営(①プロジェクト、②製造・輸出、③サービス・内販、④繊維)

2.ビジネス環境改善への取り組み

3.政府間経済協議対応、日バ官民経済合同対話への主体的な参加と現地政府への提言

4.日本及びバングラデシュの各諸経済団体等との交流、JBCCIとの連携

5.調査・情報収集

6.国内・海外視察の実施

7.ダッカ日本人学校の運営への支援・参画

8.日本人会の各種行事への協力

バングラデシュ独立とともに歩んできた当会の歴史をふまえ、微力ではございますが、バングラデシュ・日本両国の発展に貢献できるよう、精一杯努力してまいります。

当地への進出をご検討されている皆様の入会を心からお待ち申し上げておりますとともに、会員企業・団体の皆様におかれましては、引き続きご支援とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

末筆とはなりましたが、会員企業・団体のますますのご発展と、皆々様のご健勝とご活躍を祈念しております。

2019年7月吉日  ダッカ日本商工会 会頭  高橋 一郎

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