会頭挨拶

当会ホームページをご覧いただき、誠に有難う御座います。

2018年7月1日、当会の事務局長を務められるJETROダッカ事務所の新居所長とともに、一昨年のダッカ飲食店襲撃テロ事件の現場にて、当会を代表し献花をしてまいりましたので、ご報告させていただきます。バングラデシュの発展にご尽力されテロの犠牲になった邦人の方々に心から哀悼の意を捧げるとともに、これら邦人の方々の志を胸に、当地での活動を進めていく所存です。

バングラデシュ経済は、人口1億6千万人と豊富な労働力を背景に、繊維業を中心とする輸出増加と海外出稼ぎ労働者送金等が牽引し、過去に比べ安定した政権運営も寄与し、経済成長率は近年7%を超え、一人あたりGDPも1700ドルに達しました。2018年3月には国連の定める基準をクリアして、低所得国からの卒業を宣言するに至りました。これまでの無難な国家財政運営を活かした資金調達余力によるインフラ整備の進展、インドと東南アジアを繋ぐ地政学的優位性の実現、海外投資増加、投資阻害要因の削減等々が進展すれば、内需・貿易ともにさらなる飛躍の可能性があり、潜在力の高い国として嘱望されます。加えて、日本との浅からぬ因縁と、先人の方々が脈々と築いてきた信頼が当地には根付いており、各公官庁を訪問しますと、日本政府の方々はもとより、日系企業・団体の皆様への期待は大変高いと常々感じられる親日国であることはあまり知られていないかもしれません。

さて、当会は、バングラデシュの独立間もない1972年に発足し、多岐にわたる業種・事業を運営をされている会社・団体の皆様にご入会賜り、会員数は96社・団体(2018年6月末)に上っています。

当地メディア業界も発展途上にあり、日本語で発信される当地のビジネスや経営に関わる情報量も僅少であることから、隔月一回の例会、分科会、会合を通じ、政治、経済、法律、各種規則、労務、治安、等々、幅広い分野の情報共有できるよう、以下委員会を中心に、引続き力を入れて活動してまいりたいと思います。

①ビジネス阻害要因対策委員会

労務、就労、税務・金融、許認可取得、等々の会員の皆様が直面する諸問題を取り纏め、日本大使館、JETROの御支援を仰ぎながら、バングラデシュ関係省庁との交渉サポートや改善提案活動をしております。

②文化・交流委員会

日々の業務改善に資する国内外日系企業の視察や(海外は原則年一回を予定)、在外商工会との交流を図っております。また、ダッカ日本人会主催の各種イベント等への支援活動を通じ(例年11月開催のダッカ日本人学校・幼稚園の運動会、例年2月開催の春祭り)、当地の日本人社会の交流・発展に貢献してまいります。

③日本人学校運営員会

会員企業・団体の皆様の生活基盤整備及びそのご家族の方々の帯同環境整備の一環として、当地における子女教育の充実ため、ダッカ日本人学校の運営を支援しております。

④広報委員会

本ホームページを通じ、会員の皆様への情報共有と共に、バングラデシュ進出をご検討される企業・団体様向けにも各種情報・資料を提供しております。

バングラデシュ独立とともに歩んできた当会の歴史をふまえ、微力ではございますが、バングラデシュ・日本両国の発展に貢献できるよう、精一杯努力してまいります。

当地への進出をご検討されている皆様の入会を心からお待ち申上げておりますとともに、バングラデシュ・日本の相互発展のため、会員企業・団体の皆様におかれましては、引き続きご支援とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

末筆とはなりましたが、会員企業・団体のますますのご発展と、皆々様のご健勝とご活躍を祈念しております。

2018年7月吉日  ダッカ日本商工会 会頭 富岡 彰久

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